16.10.17
社内改善活動 パイプ脚立編
施工管理部 渡部です。
先日社内改善活動会議でこんな議題があがりました。
「鋼製パイプ脚立は必要なのか?」
「いらないのなら置いてあるスペースが無駄になっているのでは?」
鋼製パイプ脚立とは、以前まで一般に多く使用されていた脚立です。
下の写真のようなものです。
現在この鋼製パイプ脚立は建築現場ではほぼ使用されていません。
理由は単純に「危ない」からです。
脚立の脚を掛ける部分(踏み桟)の幅は「安全作業を行う上で必要な面積を有していること」と法令により義務付けられています。
・・・「安全作業を行う上で必要な面積を有していること」ってとても曖昧ですよね。
ですので事業所や建設業者は「安全作業できる規格」を独自で作り、定めています。
規格外として危険と判断されたものの使用はもちろん、持ち込みも禁止します。
そして指二本分にも満たない面積であるこのパイプ脚立は恐らくどこの事業所でも「危険」と判断され実際の作業に使われることはまずないでしょう。
・・・実際作業を行う方としても信用できるものではありません。正直ちょっと滑りそうで怖いですよね。
作業所に持ち込めない、現場作業をこの脚立で行うのは怖い、ならばインペックスの社内に置いておく必要はない。
ということで社長自ら茨城の資材センターへ持っていきました。
危険な仮設材の排除と社内スペースの確保。小さなことではありますが社内の改善に繋がりました。
さて、鋼製パイプ脚立置き場だった空きスペース、今後どう生かしていくのか?このブログで紹介していきたいと思っております。今後ともよろしくお願いいたします。
施工管理部 渡部
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